リスクとは、可能性の幅である。

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世の中には、言葉の定義が曖昧ながら、
よく使われている言葉がある。

例えば、”リスク” という言葉。

「それって、リスクあるよね?」

1週間で、必ず一度は聞きます。

そんな現場に、身を置いていることをつい忘れがちですが、
僕の周りはリスクだらけってことでしょうか。(笑)

リスクとは、
将来生じる可能性のある課題や障害、

もっと簡単に言うと、
将来良くないことが起きる可能性やその深刻さ、を意味する。

誰でも、将来、良くないことなんて起きて欲しくない。
だから、リスクは普通避けるものである。

しかし、リスクとはもっと異なる視点で捉えるべきではないかと思っている。

ある事象について、
意思決定しなければならないとする。

その意思決定をした後、それを遂行した後、

プラスに振れた場合、

マイナスに振れた場合、

それぞれどうなるか?

まず、これを考えることがとても大切である。
(時に、これすら考えずに突進していくケースによく遭遇しています)

その上で、プラスとマイナスを両端とした場合、
その振り幅とはどのくらいになるのかを推測する。

その振り幅が大きいならば、
リスクは高い。

その振り幅が小さいならば、
リスクは小さい。

リスクの度合いとは、その意思決定により、
将来生じるプラスとマイナスの振れ幅のことを意味しているのではないか?

そう勝手に定義づけるようにしている。

すると、リスクとは、
なにもマイナスばかりフォーカスすることはなく、
常にマイナスの性質をもった言葉ということにはならない。
(それでも、現実には、マイナスなニュアンスで多用されている。)

起業は、リスクである。

結婚は、リスクである。

就職も、リスクである。

遊び呆けているのも、リスクである。

いま、このブログを読んでいるのも、リスクである。
(注 : 変なウィルスはこのWebサイトに入っていないので安心ください!)

では、そのリスクの幅とは、
それぞれどの程度のものなのか?

リスクとは、人によって、異なるということである。

誰かが、それはリスクが高い、と言っても、
人によってはリスクが高くないのかもしれない。

もし、リスクが高いと認識していても、
プラスの可能性が他より高いんだから、
やるべき価値があると認識するかもしれない。

もうひとつ、気をつけなければならないのは、

物事には、マイナスの振り幅ばかり、
用意されていることがある。

そんなリスクがある場合には、
それには絶対に手を出してはいけない。

そこを的確に判別できるのは、
知識か、経験か、人によっては、本能によるものであろう。

そして、プラスの振り幅ばかり用意されていることがないことも、
また事実なのだろう。

大きなプラスを得るためには、
必ずといってよいほど、
そこに存在する大きなマイナスの可能性を許容し、
それを徹底的に排除できる努力と運が必要なのだろう。

「ハイリスク・ハイリターン」

だいたいは、オススメされないニュアンスで使われる言葉。

しかし、何か普通ではないことを成し遂げた人物は、
リスクのデカさに内心、ビビりながらも、
そのリスクを果敢に取ってきたに違いないのである。

また、そこには、極端とオリジナリティという要素が内包している。

人と同じことをしない。

何か独自のスパイスを工夫して盛り込む。

これまで、自分でもなんだかんだやってきたけれど、
今思えば、リスクの取り方が小さかったような気がしている。

慎重に、繊細に立ち向かいながら、
リスクを取れる勇気をもっと持ちたい。

振り幅のある人生を追求していこうと思う。

P.S. ぶっちゃけて言えば、
スピリタスグループに入社するということは、
それ自体がリスクが大きいと思います。(笑)

リスクをとって、とてつもない大きなプラスの可能性を求める方へ、
常時、門戸開放中です!

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