「減価償却なんて、どーだっていいんだよ!」
「ウチの経営幹部たちに、もう少し、会計や経営のことを分かってほしい。
だから、教えてあげてくれませんか?」
ある社長からいただいたこのような依頼の元、
会計のイロハから始まって、P/L, B/S, C/Fの財務三表について、
なるべく簡単な言葉を使って、なるべくイメージしやすい例えを使いながら説明した。
最初は、下を向きながら、表情も変えなかったけれど、
何度か繰り返すうちに、質問も出てきて、理解度は高まっている実感がした。
とはいうものの、会計にあまり触れたことのない人が大抵ぶつかる壁が、
「減価償却」なのだ。
ここも、丁寧に説明して、なんとか理解してもらえた手応えを感じたその時。
「ところが!」という事態が発生したのである。
我々の説明を静かにその場で聞いていた、
依頼主の社長が発した言葉は、
「あのさ、減価償却なんてどーだっていいんだよ!!」
であった。
「そんなの知らねーよ。
おれだって、いまもよくわかんねーよ。
でも、実際、そんなのどーだっていいんだよ。
それより、どんだけ成長するか、
どんだけデカくするかだろ。
お前ら、小さくまとまってんじゃねーよ。」
経営幹部の方々に向けられた号砲、
約5分にわたる大演説でした。
・・・はい。
社名の通り、
わたしたち、スピリット&アス(Spirit-Us)です。
気合いと根性の入った人々と一緒に仕事がしたい。
こんなことを言い続けてるから、
「おれたちのスピリットって、そんなもんでいいのか?」と思ってしまうような、
スピリットの持ち主たちに出くわしたりすることが最近多いです。
この発言を聞きつつ、ハッとして、
また、心が踊ってしまう瞬間が、とてつもなく快感なのだ。
そのスピリットの持ち主たちは、常に、上を見ている。
現状を打破し、現状を超越した未来を追及している。
先に前を走っている、先輩経営者をしっかりと見ている。
だから、ものすごく素直で、本もたくさん読み、人と会い、とても勉強熱心だ。
そして。
反骨精神という名の元の、
「ぜってー負けてられん根性」を持っている。
とにかく、熱量が多すぎる。
だからこそ、時に、論理破綻していることも多い。(笑)
緻密に考えるところはとても繊細な神経を使いながら、
「最後は、気合いと努力でなんとかなる。」と豪語し、周囲を鼓舞し続ける。
カネの使い方だって、どーなっちゃってんの??というようなことも実際ある。
前都知事なんてかわいいほうかもしれない。
ここでは、それが良いか悪いかという議論はおいておいて。(笑)
情熱をもって勝負している。
借入したっていい。ちゃんと返せばいいんだろ。
おれたちが、その何倍も膨らませてやるよ。
勝負しなくちゃ、勝てないんだからさ。
とてつもなく成長意欲が強い。
そんなこんなで、四季に関係なく、
私たちはクライアントと共に、暑苦しい時を過ごしています。
熱量が多い経営者の方、放出先に困っている経営者の方、
ぜひ、弊社にお尋ねください。
周りにも、そんな経営者がどんどん増殖してきていると実感しています。
まだまだ日本も捨てたもんじゃありません。
そろそろ梅雨が明けますね。
一緒に、この夏も、暑苦しくなりましょう!!
P.S 上記発言の社長から、「海外進出する!」との報あり。アツイ夏がもうそこまで来ています。
P.S.2 ↑の画像は、朝から街を歩いていて、閉店していた飲食店の前に置いてあった看板です。
「どのような気持ちで仕事をしているのか?」をしっかり表現している。
こういう姿って、めちゃくちゃ、カッコイイと思います。突撃訪問で、提案しにいこーかな。