無知という快感。

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来ました、今年のGW。連日、気持ちの良い晴天なり。

例年通り、街にはたくさんの人が繰り出し、
行楽地には家族連れが出かけていらっしゃるようです。

3日朝の赤色だらけの渋滞マップを見て、
この日本という国の平和を実感しました。

そんな中、休日モードですが、重い重いリュックを背負い、
今日もイソイソとオフィスに向かって行きました。

周囲からは、

「さみしいね~」

「大変だね~」

さらに、

「そんなに仕事ばかりしてると、
 老後に誰も友達がいなくなるよ~」

なんて、私のことを気に掛けてくれる
親切な人がたくさんいらっしゃいますが、

このような声を掛けられても、心は全く動じません。

なぜなら、いま、
私は快感の真っ只中にいるからです。

今はなにかに集中したい、いや、没頭したいという気持ちもあるし、
それに、こんなにもじっくりと時間をかけて、
色々と研究できる機会はあまりないからです。

狙いを定めていたものを縦断爆撃のごとく調べ続けていくと、

本当に「知らないことばかり」なんです。

焦りや悔しさ、というよりも、
むしろ、快感の域に達しています。

もーう、バカバカバカバカ、おれ!

ってかんじで、

今なら、馬よりも鹿よりも速く走れる自信に満ち溢れています。

こんなにスゴイ人がいたんだな!

こんな斬新な発想してる人がいたんだな!

こんなにいい本があったのか!

なんで、こんなにいいモノがまだ世の中には知られていないのだろうか?

これを本格的に実践したら、とてつもないことになるな〜

ぶつかるもの全てが、新鮮で、
知らなかったという真実が、また興奮を掻き立てる。

なにも、自らを卑下することばかりではなくて、

自分たちは、とてつもなく優れた武器を持っているんだ。

そして、そのアドバンテージの活かし方が分かっていなかった、
ということにも気付いた。

全て、自分自身の無知に至るのです。

でも、その無知を知れたからこそ、その先の道が開けるのだと思う。

意外と、自分の無知さ加減を、
率直にズバリと教えてくれる人っていないんだ。

そんな人は、とても希少で、とても貴重な人なのだと思う。

だから、普段から、自分でも気付く機会を持たなければならない。

こうして、独り悶々と隠れ家に籠るように、あちこち巡りながら妄想しています。
物理的にはフラフラしていないので、職質されて捕まることはないから安心です。

ああ、気付けば、もう、陽が暮れている。
たしか、昨日もそうだった。

今年のゴールデンウイークも、もう折り返し地点。
今週末には、どこまでいっちゃうのだろうか。これもまた楽しみなこと。

まるで、竜宮城から帰って来たかのように、
月曜に会社に行ってみんなに会ったら、自分だけ老いていないようにしたい。

仕事という舞台で、

義務ではなく、夢中になれるものがある。

この幸せを噛み締めながら、
まだまだ自分の無知を見出し、ぶち当たっていこうと思います。

P.S. 穴倉に籠っているのも良いですが、
世の中の刺激的な現場に出向き、
五感をフル動員するのも大切なので、今月は旅に出て来ます。

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